パナマと言えば

パナマ運河、ノリエガ将軍、パナマ帽、モラとクナ族、ポジェラ、スミソニアン熱帯研究所、熱帯雨林とナショナルパーク、パナマ美人だろう。

パナマ運河

1880年頃から10年余にわたり、スエズ運河建設者であるフランスのレセップスが海面式運河の建設を企てたものの、資金難と疫病等から失敗。その後1903年のパナマ建国直後、米国はパナマ新政府との間で運河条約(ヘイ−ビュノオ・バリリャ条約)を締結し、運河地帯(運河の中心から両側5マイルずつ(幅16km))の永久租借権とともに、運河の建設・管理権を獲得、閘門式運河の建設に着手し、10年の歳月を経て、1914年完成。


運河の構造

長さ80km、最小水路幅192m、閘門式(3段階:計26m昇降)である。閘門の構造は、全長約300m、幅約30m、喫水約12mの船舶(PANAMAX型:約6万5千トン)まで通航可能である。

運営管理:

パナマ運河庁(ACP)が、運河の管理運営(船舶通航にかかる許可を含む)及びメンテナンスを行う。


運河の利用状況

年間通行船舶数は、13,185隻(1日平均36.1隻)

平均運河通行時間: 約23.9時間(うち実通航時間  約8時間)

運河通行料: 2.85〜2.96米ドル/トン

パナマ運河委員会のページ


パナマ船籍

船籍数ではパナマ船籍は6,302隻で世界一を誇り、二位のリベリア(1,553隻)を引き離しているが、船員の数では、フィリピン(約20万人)などの国が圧倒的に多い。

日本は、米国に次いでパナマ運河の第2位の利用国であり、北米東岸から極東アジアに向かう貨物では45%が日本向けで、日本が第1位であり、逆に極東アジアから北米東岸に向かう貨物の23%を日本発で占め、中国に次ぐ。

パナマ会計検査院の2001年の貿易統計では、日本からの輸入は約1億2,800万ドルで米国、エクアドル、コロンビア、ベネズエラに次いで第5位となっており、品目では自動車及び部品(タイヤ等のゴム製品を含む)で約90%に達しています。特にパナマでは日本車の販売シェアーが約70%を占め、家電製品と共に日本車はパナマで親しまれている。

一方、パナマから日本への輸出は約1,200万ドルで、水産品が約70%を占める。また、コロンフリーゾーンの日本からの輸入は2億6,365万ドルで、中国、台湾、米国、カナダに次いで第4位となっており、日本にとって同フリーゾーンは中南米への再輸出拠点として重要な位置づけにある。

両国の投資と貿易を拡大するために、2002年10月にJETRO(日本貿易振興機構)の事務所がパナマに開設され、日本からパナマへの投資や輸出のみならず、パナマから日本への投資や輸出のサポートするようになった。

もう一つ日本とパナマの繋がりで興味深いのが便宜置籍船制度である。日本の商船隊の約70%がパナマ船籍で運航されており、日本の港では、パナマ船籍と書かれた商船を多く目にする。また、約1万隻にのぼるパナマの便宜置籍船のうち30−40%を日本船舶が占めている。

日本の貿易統計では日本船のパナマ船籍への変更は船舶のパナマへの輸出、便宜置籍船会社の設立はパナマへの直接投資とされる。このため、日本の財務省の2001年の統計では、日本からパナマへの輸出は5,866億円(約53億ドル、\110/U$)で、中南米ではブラジル及びメキシコを抜いて第1位、直接投資も1,215億円(約11億ドル \110/U$)で、中南米ではケイマン諸島とブラジルに次いで第3位となっている。

また、日本とパナマは、ロンドンに本部を置くIMO(国際海事機関)のAカテゴリー国として、共に海運の発展に寄与している。

ノリエガ将軍

本を読む前に事後とが終わってしまったが・・・・いつか読もう。

パナマ帽

ハチドリと熱帯雨林

degree celsius

パナマの観光資源



パナマの食事

ステーキ!

セビッツエ・デ・プルポ

Langostinos al ajigo

 

熱帯雨林の鳥

パナマといえば、ハチドリとインコ。

haming bird

パナマ美人

パナマ美人とは?パナマに6年滞在した伊藤さんがパナマ美人を紹介しています。彼のHPによれば”日本人の美的感覚から言う美人はあまり見かけない”との評である。世に言う3Cはラテンアメリカのチリ、コスタリカ、コロンビアであるが、この裏返しで3Pというのもある。3Pとは、パナマ、パラグアイ、ペルーとのこと、3Pの中にしっかりとパナマが入っている。

それはさておき、私が感じたパナマ美人は、ヨーロピアンとインディオ(原住民)との混血であるメスチーソではないかと思う。長い歴史の中で、いろいろな血が混じり合い生み出された作品がパナマ美人ではないだろうか。


パナマ基礎情報

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